構造録の入り口
構造録とは何か
――答えを出さないための記録――
はじめに|これは「答え」を探す場所ではありません
構造録は、
「どうすれば正しく生きられるのか」
「この社会は何が間違っているのか」
そうした結論を提示するための文章ではありません。
ここで扱うのは、
誰かを断罪することでも、
行動を促すことでも、
救済を約束することでもない。
ただ一つ、問い続けるための視点です。
なぜ、誰も悪くないはずなのに、
いつの間にか誰かが削れていくのか。
構造録は、その“配置”を記録します。
構造録とは
構造録は、
神格反転というプロジェクトの中で生まれた
**「世界の見え方をずらすための文章群」**です。
ここでは、
- 職場
- 家庭
- 学校
- 組織
- 社会
- 正義
- 善意
そうした日常的で当たり前に見えるものを、
感情ではなく、構造として扱います。
個人の努力や性格の問題として処理されがちな違和感を、
「仕組み」「流れ」「配置」として分解していく。
これは告発でも、思想書でもありません。
診断書に近いものです。
処方箋は書きません。
なぜ、物語と分けているのか
神格反転には、
小説・漫画と、構造録の二つの軸があります。
物語は、
感情を通して「選択」を疑似体験するためのもの。
構造録は、
現実を一歩引いた位置から見直すためのもの。
同じ世界を扱っていますが、
役割はまったく異なります。
構造録は、
物語の解説でも、答え合わせでもありません。
物語を読まなくても成立します。
ただし、両方を行き来すると、
見えるものが変わるように設計されています。
構造録の読み方について
この文章群は、
誰かを裁くために書かれていません。
- 自分を責めるために読まないでください
- 他人を断罪する材料にしないでください
- 今すぐ答えを出そうとしないでください
理解したからといって、
「正しい側」に立てるわけでもありません。
むしろ、
元の単純な見方に戻れなくなる可能性があります。
それでも構わない人だけ、
ページを進めてください。
構造録で扱うテーマ
構造録では、今後次のようなテーマを扱っていきます。
- 搾取
- 服従と反逆
- 信頼と裏切り
- 祈りと自己犠牲
- 正義が暴力に変わる瞬間
- 中庸という幻想
- 神話と支配
順番に意味はありません。
結論も用意しません。
ただ、
「なぜこうなっているのか」を
別の角度から照らしていきます。
向いている人/向いていない人
向いていない人
- 明確な答えが欲しい人
- 正義の立場に立ちたい人
- 敵を見つけたい人
- すぐ使えるノウハウを求めている人
向いている人
- 何かがおかしいと感じている人
- 怒りの向け先が分からない人
- 善意や正しさが苦しくなってきた人
- 言葉にならない違和感を抱えている人
構造録は、地図であって出口ではありません
構造録は、
あなたをどこかへ導くものではありません。
ただ、
今どこに立っているのかを照らすためのものです。
出口は示しません。
戦い方も教えません。
それでも、
見えないまま削られ続けることは、
少しだけ減るかもしれません。
構造録本編・第1章へ
構造録・第1章では、
この社会で最も静かに進行している現象、
**「搾取」**から扱います。
まだ定義はしません。
まずは、日常の違和感から始めます。
もし進むなら、こちらから。
すべての章は以下の通り。
👉 [構造録 第2章|〇〇を読む]
👉 [構造録 第3章|〇〇を読む]
👉 [構造録 第4章|〇〇を読む]
👉 [構造録 第5章|〇〇を読む]
👉 [構造録 第6章|〇〇を読む]
なお、公開構造録の記事はこちらからどうぞ。