学校で教えてほしかったこと7選|税金・お金・労働法を知らないと損をする

神格反転プロジェクトの代表の暁月魔鬼真です。
「学校で学んだのに、社会に出てから困ることが多すぎる」と感じたことはありませんか?
学校で学ぶことに価値がないとは思いません。
国語を学ぶから、文章を読めるようになります。
数学を学ぶから、数字を扱えるようになります。
歴史を学ぶから、社会がどのように作られてきたのかを考えられるようになります。
英語や理科を学ぶことで、将来の選択肢が広がる人もいます。
もちろん、間違っている部分もありますが、その場合は学校でこう習うならこうじゃないかと意味を反転させたら良い話。ベースとなる部分を築いているという意味では、学校教育には大きな価値があります。
けれど、社会に出てから、こう思ったことはないでしょうか。
「これ、学校で教えてほしかった」
たとえば、給与明細の見方。
税金や社会保険料の仕組み。
リボ払い、ローン、金利、奨学金。
労働契約、残業代、有給休暇、退職。
契約書、消費者トラブル、社会保障、相談先。
これらは、社会に出た瞬間から自分の生活に関わってきます。にもかかわらず、多くの人は十分に理解しないまま大人になります。
この記事では、学校で教えてほしかったことを7つに分けて整理します。
結論から言えば、学校で教えてほしかったことは、単なる雑学ではありません。それは、社会で自分を守るための知識です。
この記事の執筆者:暁月魔鬼真
神格反転プロジェクト代表。京都大学総合人間学部人間科学系専攻現代文明と科学副専攻卒。
大学卒業後は、IT、教育、家電、飲食、観光、救急、個人業など、様々な職種を転々とする。実際に教育業界の現場に立った経験や複数の業種で体験した社会のリアルを体験した視点から本記事を執筆。
現在は、物語の脚本、イラスト、動画制作、翻訳、記事執筆など、神格反転プロジェクトの運営をしている。
[お好きな場所からどうぞ]
1. 学校で教えてほしかったことは「社会で自分を守る知識」
2. 学校で教えてほしかったこと① 税金と給与明細
3. 学校で教えてほしかったこと② 社会保険と年金
4. 学校で教えてほしかったこと③ お金・金利・借金
5. 学校で教えてほしかったこと④ 奨学金と進学費用
6. 学校で教えてほしかったこと⑤ 労働法と会社のルール
7. 学校で教えてほしかったこと⑥ 契約と消費者トラブル
8. 学校で教えてほしかったこと⑦ 社会保障と相談先
9. なぜ学校ではこうした知識を十分に教えないのか
10. 学校で教えてほしかったことを学ぶために、まず何をすればいいか
11. 大切なのは、知識をバラバラに覚えることではない
12. まとめ|学校で教えてほしかったことは、人生を守る知識だった
13. 見えない構造を読み解きたいあなたへ
1. 学校で教えてほしかったことは「社会で自分を守る知識」
学校で教えてほしかったことは、人によって違うと思います。
- 人間関係を教えてほしかった
- お金のことを教えてほしかった
- 税金を教えてほしかった
- 会社の仕組みを教えてほしかった
- 法律を教えてほしかった
- メンタルの守り方を教えてほしかった
いろいろあるはずです。ただ、それらに共通しているものがあります。
それは、自分の人生を守るための知識であるということです。
税金を知らなければ、なぜ手取りが減るのか分かりません。
お金の仕組みを知らなければ、借金や金利で苦しむことがあります。
労働法を知らなければ、会社で不当な扱いを受けても「自分が悪いのかもしれない」と思ってしまいます。
契約を知らなければ、不利な条件に気づかないままサインしてしまうことがあります。
社会保障を知らなければ、困った時に助けを求められません。
つまり、学校で教えてほしかったこととは、ただの知識ではありません。社会に出た時、自分を守るための防御力です。
この記事では、特に多くの人に関係するものとして、次の7つを取り上げます。
- 税金と給与明細
- 社会保険と年金
- お金・金利・借金
- 奨学金と進学費用
- 労働法と会社のルール
- 契約と消費者トラブル
- 社会保障と相談先
一つずつ見ていきましょう。
関連記事:なぜ学校ではお金の勉強を教えないのか|お金の教育をしない理由と子供に必要な知識
2. 学校で教えてほしかったこと① 税金と給与明細
社会人になって、多くの人が最初に驚くもの。それが給与明細です。
求人票には「月給〇万円」と書かれています。
けれど、実際に振り込まれる金額は、それより少ない。
いわゆる「額面」と「手取り」の違いです。給与明細を見ると、そこにはさまざまな項目があります。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
初めて見た時に、「え、こんなに引かれるの?」と思った人も多いのではないでしょうか。
もちろん、税金や社会保険料には意味があります。社会を維持するため、医療や年金、失業時の支えなどに関係しています。
しかし、問題は、その仕組みを十分に理解しないまま社会に出る人が多いことです。
- 自分の給料から何が引かれているのか
- なぜ引かれているのか
- どの制度とつながっているのか
- 自分の生活にどう関係するのか
これを知らないと、自分の収入構造が見えにくくなります。
給与明細は、単なる数字の表ではありません。自分の労働がどのように評価され、そこから何が差し引かれ、どこへお金が流れているのかを知る入口です。
にもかかわらず、多くの人は給与明細の読み方を、働き始めてから初めて学びます。本来なら、社会に出る前に知っておきたい知識です。
3. 学校で教えてほしかったこと② 社会保険と年金
税金と同じくらい分かりにくいのが、社会保険と年金です。
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 介護保険
こうした言葉は聞いたことがあっても、それぞれが何のためにあるのか、自分の生活とどう関係しているのか、詳しく説明できる人は多くありません。
社会保険料は、毎月の給料から引かれます。そのため、若い頃は「ただ取られている」と感じることもあるでしょう。
けれど、病気になった時、失業した時、老後を迎えた時、出産や介護に直面した時、こうした制度が関係してきます。
もちろん、制度に問題がないわけではありません。
負担が重いと感じる人もいるでしょう。
将来への不安を感じる人もいるでしょう。
それでも、自分が何に加入していて、どんな時に何を使えるのかを知らなければ、制度は存在していても使えません。
ここが重要です。
制度は、知っている人にとっては支えになります。けれど、知らない人にとっては、存在しないのと同じです。
学校では、社会の制度について学ぶ機会はあります。しかし、自分の給料、自分の生活、自分の将来と結びつけて考える機会は、それほど多くありません。だからこそ、社会保険や年金は、学校で教えてほしいことの一つです。
4. 学校で教えてほしかったこと③ お金・金利・借金
学校で教えてほしかったこととして、多くの人が挙げるのが「お金の知識」です。特に重要なのは、金利と借金です。
- リボ払い
- カードローン
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- 分割払い
- 複利
- 返済総額
こうした知識は、人生を大きく左右します。
たとえば、リボ払いは、毎月の支払額だけを見ると負担が軽く見えることがあります。しかし、支払額が一定に見える一方で、利用残高や手数料の仕組みを理解しないまま使うと、なかなか元本が減らず、返済が長期化することがあります。
「毎月これだけ払えばいい」という言葉は、安心感を与えます。けれど、本当に見るべきなのは、毎月の支払額だけではありません。
- 総額でいくら払うのか
- 利息や手数料はいくらか
- 完済まで何年かかるのか
- その支払いは将来の生活を圧迫しないのか
ここまで考える必要があります。
金融庁も、2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳からクレジットカード作成など金融に関する契約を自分で行えるようになったことを踏まえて、金融経済教育の重要性が高まっていると説明しています。また、2022年4月からの高校学習指導要領改訂により、金融経済教育の内容も拡充されています。
つまり、お金の知識は「知っている人だけが学べばいいもの」ではありません。大人になる前に、誰もが最低限知っておくべき知識です。
お金の知識がない人は、目の前の支払額だけで判断してしまいます。一方で、お金の仕組みを知っている人は、将来の負担まで見て判断できます。この差は、時間が経つほど大きくなります。
5. 学校で教えてほしかったこと④ 奨学金と進学費用
奨学金についても、学校でもっと現実的に教えてほしかったという人は多いはずです。奨学金という言葉は、やわらかく聞こえます。
- 「進学を支える制度」
- 「学びたい人を応援する制度」
- 「家庭の経済状況に関係なく進学できる制度」
もちろん、その側面はあります。奨学金によって進学できた人もいるでしょう。奨学金があったから、大学や専門学校に通えた人もいるでしょう。
だから、奨学金そのものを否定したいわけではありません。ただし、返済義務がある奨学金は、実質的には借金です。借りる前に考えるべきことがあります。
- いくら借りるのか
- 卒業後、毎月いくら返すのか
- 返済は何年続くのか
- 利息はあるのか
- 就職後の収入で無理なく返せるのか
- 途中で病気や離職があった場合、どうなるのか
こうしたことを十分に理解しないまま、「進学に必要だから」という理由で借りる人もいます。親や教師が「必要なら奨学金を借りればいい」と言うこともあります。
しかし、返していくのは本人です。進学を勧める側と、返済を背負う側は、必ずしも同じではありません。
日本学生支援機構は、貸与総額、毎月の返還額、返還が完了する時期などを試算できる「奨学金貸与・返還シミュレーション」を提供しています。奨学金を借りる前に、返済の見通しを具体的に確認することは重要です。
本来なら、奨学金は「借りられるかどうか」だけでなく、「返していけるかどうか」まで考えるべきです。
進学には価値があります。けれど、その価値を得るために、どれくらいの負担を背負うのか。そこまで含めて考える力が必要です。
関連記事:奨学金は借金なのか?おかしいと思う理由と借りる前に知るべき返済の現実
6. 学校で教えてほしかったこと⑤ 労働法と会社のルール
社会に出ると、多くの人は会社で働きます。そこで必要になるのは、仕事のスキルだけではありません。
- 労働契約
- 残業代
- 有給休暇
- 休憩時間
- ハラスメント
- 解雇
- 退職
- 失業給付
- 労働組合
こうした労働の知識も、自分を守るために必要です。
会社に入ると、「会社のルール」があります。もちろん、会社には会社の都合があります。仕事を円滑に進めるためのルールも必要です。
しかし、会社のルールが、常に法律的にも正しいとは限りません。
- 残業代が出ない
- 有給を取らせてもらえない
- 退職を引き止められる
- ハラスメントを我慢させられる
- 長時間労働が当たり前にされる
- 「みんなやっている」と言われる
このような時、知識がなければ「自分が悪いのかもしれない」と思ってしまいます。
本当は会社側に問題があるのに、自分を責めてしまう。
本当は相談できるのに、我慢してしまう。
本当は権利があるのに、知らないまま諦めてしまう。
これは、個人の根性の問題ではありません。知識を知らないことの問題です。
厚生労働省は、就職を控えた学生や若者向けに『知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~』を作成しています。また、「確かめよう労働条件」では、労働基準法などの基礎知識や相談窓口に関する情報を提供しています。
つまり、労働法は専門家だけが知っていればいいものではありません。働く人すべてに関係する知識です。
学校で教えてほしかったこととして、労働法はかなり重要です。なぜなら、働く前に知らなければ、働き始めてから自分を守れないからです。
関連記事:労働法で知っておくべきこと7選|固定残業代・有給・解雇で損しないための基礎知識
7. 学校で教えてほしかったこと⑥ 契約と消費者トラブル
社会に出ると、私たちはさまざまな契約をします。
- スマホの契約
- 賃貸契約
- クレジットカード
- サブスク
- 保険
- ローン
- 美容医療
- 情報商材
- 投資話
- 副業サービス
契約は、日常の中にあふれています。しかし、契約書をしっかり読む人は多くありません。
- 難しい言葉で書かれている
- 文字が細かい
- 読むのが面倒
- 相手が急がせてくる
- 「みんな契約していますよ」と言われる
こうした理由で、内容を十分に確認しないまま契約してしまうことがあります。けれど、契約は一度結ぶと、後から簡単には取り消せない場合があります。
特に、成年年齢の引き下げによって、18歳から自分で契約できる範囲が広がりました。国民生活センターは、2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、成年になって結んだ契約は未成年者取消権を行使できなくなると説明しています。これはかなり大きな変化です。
大人として契約できるということは、自由が増えるということです。しかし同時に、責任も増えるということです。
契約の知識を知らない人は、不利な条件に気づけません。一方で、契約の知識がある人は、怪しい条件に気づき、立ち止まることができます。
契約は、読める人には防御壁になります。しかし、読まない人にとっては、檻になることがあります。だからこそ、契約と消費者トラブルについては、学校で教えてほしかった重要な知識です。
8. 学校で教えてほしかったこと⑦ 社会保障と相談先
最後に、社会保障と相談先です。
これはとても重要です。なぜなら、本当に困った時、人を追い詰めるのは問題そのものだけではないからです。助けを求める場所を知らないことが、人をさらに追い詰めます。
- 失業した時
- 病気になった時
- 生活費が足りない時
- 借金で苦しい時
- ハラスメントを受けた時
- 家庭の問題で悩んだ時
- 契約トラブルに巻き込まれた時
こうした時、使える制度や相談先を知っているかどうかで、その後の選択肢は大きく変わります。制度は、知っている人にとっては支えになります。しかし、知らない人にとっては存在しないのと同じです。
たとえば、消費者トラブルでどこに相談してよいか分からない場合、消費者庁は消費者ホットライン188番を案内しています。労働条件の問題で悩んだ時には、厚生労働省の「確かめよう労働条件」のように、相談窓口や基礎知識を確認できる場所もあります。
もちろん、すべての問題が制度だけで解決するわけではありません。しかし、相談先を知っているだけで、孤立を避けられることがあります。
助けを求める力も、社会で生きるための知識です。「困ったら誰かに相談しなさい」と言うだけでは足りません。
- どこに相談すればいいのか
- 何を伝えればいいのか
- どんな制度があるのか
- どんな時に使えるのか
ここまで知って初めて、人は現実の中で助けを求めることができます。
9. なぜ学校ではこうした知識を十分に教えないのか
ここまで見てきたように、学校で教えてほしかったことは、社会に出てから多くの人が直面するものばかりです。
- 税金
- 給与明細
- 社会保険
- お金
- 借金
- 奨学金
- 労働法
- 契約
- 社会保障
- 相談先
では、なぜこうした知識を、学校では十分に教えないのでしょうか。
学校の限界
もちろん、学校にも限界があります。教えるべき内容はすでに多く、限られた時間の中で、すべてを扱うことはできません。読み書きや計算、歴史や理科、英語や数学にも価値があります。
最も使わない項目をカットしたら時間は捻出できそうですが…。
家庭教育の問題
また、「お金や労働のことは家庭で教えるべきだ」という意見もあるでしょう。しかし、ここには大きな問題があります。
家庭で教えるべきだと言ってしまうと、家庭環境による差がそのまま残ります。親が税金や労働法、お金の仕組みに詳しければ、子どもも学ぶ機会を得やすいでしょう。けれど、親自身が知らなければ、子どもも知らないまま社会に出ることになります。
自学自習
「自分で学べばいい」という意見もあります。これも一理あります。
けれど、自分で学ぶには、そもそも「何を知らないのか」を知っている必要があります。
税金を知らない人は、税金について調べようと思えません。
労働法を知らない人は、職場がおかしいと気づけません。
金利を知らない人は、返済総額の怖さに気づけません。
契約を知らない人は、不利な条件に気づけません。
知らない人は、知らないまま選ばされます。ここに問題があります。
学校で教えてほしかったことの本質は、単に授業科目を増やしてほしいという話ではありません。社会で自分を守る知識を知らない人ほど、不利な選択をしやすくなるという構造の問題です。

10. 学校で教えてほしかったことを学ぶために、まず何をすればいいか
では、今から何を学べばいいのでしょうか。
すべてを一気に理解する必要はありません。まずは、自分の生活に近いところからで十分です。
最初に見るべきなのは、給与明細です。
- 額面はいくらか
- 手取りはいくらか
- 何が引かれているのか
- 所得税、住民税、健康保険、厚生年金、雇用保険はいくらか
- なぜその金額なのか
これを確認するだけでも、自分の収入構造が見えやすくなります。
次に、お金の契約を見ることです。
- クレジットカード
- リボ払い
- ローン
- 奨学金
- 保険
- サブスク
毎月いくら払うのかだけでなく、総額でいくら払うのかを確認することが大切です。奨学金を借りている人、これから借りる人は、返還シミュレーションを使って、毎月の返済額や返済期間を確認することも重要です。
労働については、雇用契約書や労働条件通知書を確認しましょう。
- 勤務時間
- 給料
- 残業代
- 休日
- 有給休暇
- 退職に関する条件
- 雇用形態
会社から言われたことをそのまま受け入れる前に、条件を確認する習慣を持つことが大切です。
契約については、すぐにサインしないことです。
- 読んでも分からない時は、その場で決めない
- 家に持ち帰る
- 調べる
- 誰かに相談する
- 消費者トラブルなら相談窓口を確認する
そして、困った時の相談先を、あらかじめ知っておくことです。苦しくなってから探すのは大変です。余裕がある時に、相談できる場所を知っておく。それだけでも、自分を守る力になります。

関連記事:社会に出る前に知っておくべきこと10選|社会人が知らないと損するお金・仕事・契約の知識
11. 大切なのは、知識をバラバラに覚えることではない
ここまで、学校で教えてほしかったことを7つに分けて見てきました。
- 税金と給与明細
- 社会保険と年金
- お金、金利、借金
- 奨学金と進学費用
- 労働法と会社のルール
- 契約と消費者トラブル
- 社会保障と相談先
これらは、一見すると別々の知識に見えます。けれど、共通していることがあります。
それは、知らない人ほど不利になりやすいということです。
税金を知らない人は、手取りの仕組みが分かりません。
金利を知らない人は、借金の本当の負担に気づけません。
労働法を知らない人は、不当な扱いを受けても自分を責めてしまいます。
契約を知らない人は、不利な条件に気づけません。
制度を知らない人は、助けを求められません。
つまり、問題は単なる知識不足ではありません。知らないことが、そのまま人生の不利につながる社会構造です。
だからこそ、本当に必要なのは、知識をバラバラに覚えることではありません。社会の構造を読み解く力です。
- お金はどこから流れて、どこへ消えるのか
- 誰が得をして、誰が負担しているのか
- なぜ知らない人ほど不利になるのか
- なぜ真面目な人ほど搾取されやすいのか
- なぜ社会に出てから必要になる知識を、学校では十分に教えないのか。
この問いを持つことが大切です。
ここまで見てきたように、学校で教えてほしかったことは、単なる雑学ではありません。税金、お金、労働、契約、社会保障は、すべて社会で自分を守る知識です。

では、なぜこれほど大切な知識を、学校では十分に教えないのでしょうか。その背景にある構造については、こちらの記事で詳しく考えています。
参考:学校教育に足りないものは何か|学校で教えてほしかった「社会で自分を守る知識」
12. まとめ|学校で教えてほしかったことは、人生を守る知識だった
学校で学ぶことに価値がないわけではありません。
国語、数学、英語、理科、社会。
古文、漢文、歴史、関数、微分積分。
それらによって、世界の見え方が広がることもあります。
しかし、社会に出てから多くの人が直面するのは、もっと生活に直結した問題です。
- 給料から何が引かれるのか
- 税金や社会保険料は何なのか
- リボ払い、ローン、奨学金はどれくらい負担になるのか
- 会社で不当な扱いを受けた時、どうすればいいのか
- 契約で損をしないために、何を見るべきなのか
- 困った時、どこに相談すればいいのか
こうした知識を知らないまま社会に出るのは、地図を持たずに戦場へ出るようなものです。学校で教えてほしかったこと。それは、社会で自分を守るための知識でした。
そして、さらに大切なのは、それらの知識をつなげて考えることです。
税金、お金、労働、契約、社会保障。
これらをバラバラに見るのではなく、社会の構造として見る。そうすることで、初めて自分がどのような仕組みの中で生きているのかが見えてきます。
13. 見えない構造を読み解きたいあなたへ
この神格反転プロジェクトでは、社会、お金、教育、労働、人間関係など、普段は見えにくい構造を読み解いていきます。
見えない構造を知ることは、自分の人生を取り戻す第一歩です。
今回の話をもっと深く知りたい方には、無料で読める「神格反転の書」をお渡ししています。人生と社会の見えない構造を読み解くための入口をまとめたものです。
学校では教わらなかった社会の仕組みを、自分の目で見抜いていきたい方は、ぜひ受け取ってみてください。
説明文よりも物語で見えない構造を読み解きたい方は物語も用意しています。こちらは有料ではありますが、1話から3話のみ無料でお読み頂くことが可能です。もしも説明文ではなく、物語の世界を探検したいという場合は、物語録をチェックしてみてください。
※現在は小説のみ公開中ですが、順次完成次第、対話録、漫画録を更新して参ります。
敵は嘘により栄え、真実により滅ぶ。
やっていることが、その人の正体。




